vol.4

資産運用会社で働く社員の資産運用をのぞき見!
カズレーザーがインタビュー!

資産運用会社の社員がどんな資産運用をしているのか気になりませんか。
カズレーザーさんが野村アセットマネジメントの社員に直撃インタビュー!

Profile

Sさん (50代・既婚)

国内株のインデックスファンドのポートフォリオマネジャーを経て、現在は運用部にてETFの企画を担当。
投資のきっかけ:日本株が過去から見てすごく安いのではと思ったから
好きなもの:スキー、ディズニーリゾート

国内株のインデックスファンドのポートフォリオマネジャーを経て、現在は運用部にてETFの企画を担当。

投資のきっかけ:日本株が過去から見てすごく安いのではと思ったから
好きなもの:スキー、ディズニーリゾート

主に国内株と国内REITのETF・投資信託へ投資をしています。2002年頃の日経平均株価が8000円ぐらいだった時に少しずつ国内株の投資信託やETFを買って、その後放置していたらアベノミクスが始まって上昇したので国内株式の割合が多くなっています。国内REITもちょうど同じ時期に買ってそのままにしたので、割合が高くなっていますね。
2013年頃にポートフォリオの見直しを行い、今は外国株の投資信託を毎月積み立てています。そのほか、成長性も期待して新興国株の投資信託へも投資しています。また、海外REITはバランス型の商品を通じて多少ポートフォリオに組み入れています。

分散投資の観点から、外国株の割合を増やして、国内株の割合を3割くらいまで減らせたらいいなと考えています。ただ、それ以外に普通預金とか定期預金もあるので、株の投資信託はこれぐらいかな?という資産全体のバランスを見ながら投資することが大事だと思っています。

  • 国内株を3割まで減らしていくというのは売るということですか?売るタイミングは難しいと思うんですが、どのように決められてるんでしょうか。

  • 確かに売るのは買うより難しいですね。価格が高いときに売れたらいいんですけど、売った後に上がったら後悔するし、売るのを忘れて下がったら、あの時売ればよかったと後悔するし。だから、事前にある基準を決めて、その基準に達したら思い切って売るのも大事だと思います。あとは、結婚や家の購入のような人生におけるイベント時に、資金化するために売ることもあると思います。私自身は、現時点では国内株は売らず外国株を積み立てていくことで国内株の割合が減るようにしていこうと思っています。

カズレーザー
資産運用会社の社員は年齢や預貯金を含む各資産などとのバランスを踏まえて、ポートフォリオを組んでいるようですね。また2024年から始まる新NISAでは、これまでの投資方針を維持する方もいれば新しい商品に投資する人もいました。とても参考になりました!

※あくまでも個人の見解であり、特定のファンドを推奨するものではありません。
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