原油先物ETF(1699)の連動対象指標の算出ルール変更について

ご投資家の皆様

平素より、野村アセットマネジメントの商品、サービスをご利用いただきまして誠にありがとうございます。

NEXT FUNDS NOMURA 原油インデックス連動型上場投信(以下、当ETF)(銘柄コード1699)の連動対象指標である『NOMURA原油ロングインデックス』(以下、当指数)において、算出会社である野村證券株式会社より指数の算出ルールの変更が公表されておりましたが、本日(11月30日)より適用となります。

1.指数算出ルール変更の概要

下記図表が、算出ルールの中で変更となるポイントとなります。組み入れる先物は変更ありませんが、組み入れ対象とする限月が第2限月以降となること、3つの限月に分散して組み入れること、の2点がルール上の大きな変更点となります。 また、先物の限月の移行(ロール)を行なうタイミング等も異なる点にご留意ください。

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※上記変更ポイントは、違いを明確にするために簡略した説明を用いています。
※先物には満期(限月)があり、最も満期に近いものから第1限月、第2限月...とされています。
※新しい指数算出ルールの詳細は、野村證券金融工学研究センターのサイトに掲載されているルールブックをご参照いただくか、野村證券金融工学研究センター(idx_mgr@jp.nomura.com)にお問い合わせください。


2.当ETFにおける対応

2020年4月20日に、NYMEX市場のWTI原油先物2020年5月限(当ETFでは6月限のみを組み入れ)が初めてマイナスの清算価格になりました。その直後の4月21日より当ETFでは6月限よりもさらに先の複数の限月に組み入れを分散することにより、信託財産の保全を重視した運用を継続してまいりました。その結果、連動対象指標である当指数とETFの日々のパフォーマンスの差異はやや大きめに出る傾向が継続してきました(「5月15日付お知らせ」、「7月2日付お知らせ」をご参照ください)。

今回の当指数の算出ルール変更に関しては、3つの限月に分散することで指数値がマイナスとなる可能性を減らす手法が取り入れられていることから、信託財産の保全を重視した運用に配慮した観点を加味されていること、また既存の商品性を損なうものではなく、当指数への連動性を高めた運用が可能であるとの判断から、引き続き当指数を当ETFの連動対象指標とする方針です。


3.現行ルールと新ルールとのパフォーマンス特性の違い

当指数の新ルールでは現行ルールよりも先の限月を、また3つの限月に分散していることからパフォーマンスの特性として、
・原油市場の価格の上昇時は相対的に上昇幅が小さくなる傾向  
・原油市場の価格の下落時は相対的に下落幅が小さくなる傾向
があります。


下の図表は、過去の価格を用いてNOMURA原油ロングインデックス(現行ルール)と新ルールで試算した場合のパフォーマンス比較を行なったものです。
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※新ルールの指数値は、野村アセットマネジメントがルールブックを元に試算。将来のパフォーマンスを示唆するものではありません。
(出所)野村アセットマネジメント作成


本日(11月30日)以降、当ETFの連動対象指標である当指数に新しい算出ルールが適用となりますが、上記の点をご留意の上ご投資いただきますようお願い申し上げます。


原油先物ETF(1699)の連動対象指標の算出ルール変更に関するQ&A


当ETFに関する最新情報は以下の頁に掲載しております。

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