話題のナスダック100指数にETFで投資(解説動画あり)

わかりやすく動画で解説

これまで日本株への投資が中心だった皆様の中にも、外国の株式、特に世界一の経済大国である米国株式への投資に興味を持たれている方も多いと思います。特に、GAFAM株を中心とするアメリカのハイテク銘柄に投資したい場合、NASDAQ-100ETF(1545)であれば、外国証券取引口座を開くことなく、11月30日時点で、1万3千円程度で投資をすることができます。

NASDAQ-100ETF(1545)商品概要

NASDAQ-100ETF(1545)は、米国店頭株で構成されるナスダック総合指数から、金融以外のセクターで時価総額と流動性が最も高い100銘柄程度で構成されるナスダック100指数(NASDAQ-100®指数)への連動を目指すETFです。NASDAQ-100®指数の上位構成銘柄は、フェイスブックやアップルなど、米国の代表的なハイテク銘柄で占められています。

銘柄名

NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信
(愛称)NASDAQ-100ETF(1545)
銘柄コード1545信託報酬
(税抜)
0.45%
対象指標NASDAQ-100®指数(円換算)決算日毎年8月10日(年1回)
売買単位1口単位上場日2010年8月16日

<対象指標>ナスダック100指数のご紹介

指数の特徴

米国株式市場の代表的な指数としては、株式市場全体を表すS&P500指数、一部の代表銘柄を抽出したNYダウ30種平均指数、そして、米国店頭株で構成されるナスダック総合指数があります。ナスダック100指数は、2000銘柄を超える構成銘柄があるナスダック総合指数から、金融以外のセクターで時価総額と流動性が最も高い100銘柄程度で構成される指数です。

ポイント① 抜群の実績
ナスダック100指数は1985年1月31日から算出が始まっていますが、1985年2月末を起点に主要指数のリターンを比較すると、図1のようになります。2020年11月までの約35年で、S&P500指数の20.0倍に対して99.3倍成長という高いパフォーマンスでした。また、ナスダック100指数の大元の母集団であるナスダック総合指数は42.9倍で、2倍以上成長しました。なお、それぞれの指数の推移は図2のようになります。

<図1>米国主要株価指数の年率リターン(期間:1985年2月末~2020年11月末)

米国主要株価指数の年率リターン

(出所)ブルームバーグのデータを基に野村アセットマネジメント作成

<図2>米国主要株式指数の推移(期間:1985年2月末~2020年11月末)

米国主要株式指数の推移

(出所)ブルームバーグのデータを基に野村アセットマネジメント作成

ポイント② 上昇相場で他の指数を大きく上回った90年代
ポイント①で比較した4指数の年代別リターンを見たのが図3になります。株式市場の動向としては、1980年代、1990年代は好調に推移し、2000年代にはITバブルを経験、2010年代は再び上昇相場でした。ナスダック100指数の動向を見ると、1990年代のIT相場や足元の2010年代のリターンが良く、1980年代や2000年代は逆に劣勢だったことがわかります。 指数計測以来、高いリターンを残してきましたが、常に上昇を続けていたわけではなく、相場によって特徴が出ていることがわかります。

<図表3>米国主要株価指数の年代別リターン(期間:1985年2月末~2020年11月末)

米国主要株価指数の年代別リターン

(出所)ブルームバーグのデータを基に野村アセットマネジメント作成

ポイント③ 上位構成銘柄は有名な「GAFAM+T」株
ナスダック100指数の上位構成銘柄は米国の代表的なハイテク銘柄で占められており、2020年11月末現在の上位6銘柄は、GAFAM+Tと呼ばれる有名なハイテク銘柄群が占めています。GAFAM+Tは各銘柄の頭文字をとって名付けられた俗称で、以下のような銘柄群です。

G:Google(グーグル、Alphabet)、検索大手
A:Apple(アップル)、iPhoneメーカー
F:Facebook(フェイスブック)、世界的SNS企業
A:Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)、eコマース
M:Microsoft(マイクロソフト)、ソフトウェア開発
T:Tesla(テスラ)、電気自動車メーカー

<図4>ナスダック100指数の上位6銘柄の構成比率(2020年11月末現在)

ナスダック100指数の上位6銘柄の構成比率

(出所)ブルームバーグのデータを基に野村アセットマネジメント作成

GAFAM+T株に代表されるナスダック100指数の上位構成銘柄群は高成長銘柄だけに株価も高く(値嵩株)、例えば、アマゾン・ドット・コムの株価は足元では3000米ドル以上になっています。そのアマゾン株に投資する場合は最低でも33万円ほどの資金が必要です。仮に、GAFAM+T株全てに取引最低単位である1株ずつ投資する場合は、2020年11月末現在、日本円にして合計約63万円の資金が必要です(1米ドル=103.89円として算出)。

<図5>ナスダック100指数のGAFAM+T株の株価と最低投資金額(2020年11月末現在)

ナスダック100指数のGAFAM+T株の株価と最低投資金額

(出所)ブルームバーグのデータを基に野村アセットマネジメント作成
※必要金額は1ドルを103.89円として計算

ETFを活用すれば、比較的少ない資金でこうした銘柄群へ分散投資をすることができます。野村アセットマネジメントは、NASDAQ-100ETF(1545)の売買単位を本年10月28日(水)より10口から1口に変更しました。NASDAQ-100ETF(1545)を活用すれば、11月30日時点で、1万3千円程度でGAFAM+T株を含む米国の代表的なハイテク株に分散投資することが可能です。

ぜひ、外国株式への投資の第一歩にNASDAQ-100ETF(1545)をご検討頂ければ幸いです。

(2020年12月17日更新)

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