コモディティETFの代表格。インフレリスクに備える金・エネルギー資源の代名詞原油。あなたはどっち派?

コモディティとは、
石油などのエネルギーや貴金属、
農産物等のこと。

コモディティETFなら
株式同様に証券口座で売買可能!

金&原油の特徴

インフレリスクに備える 金

知っておきたい
3のポイント

  1. Point
    1
    「金」自体に価値

    金は希少性が高く世界共通で金自体に価値がある。そのため、株式や債券とは異なり価値がゼロになるリスクが極めて低い。

  2. Point
    2
    有事の金

    金は「有事の金」と呼ばれ、急な景気後退や戦争・自然災害の発生等で市場が不安定な時に、他の資産と比較して価格が変動しにくく、資金の逃避先として選ばれる傾向がある。

  3. Point
    3
    インフレに強い

    インフレになるとモノの価格が上がり、通貨の価値が下がる。モノである金は、インフレ時に資産の目減りを防ぐことができる。

過去10年間の金価格と
世界株式のリターン

(インフレ水準別)

米国でインフレ率が2%以上の時、
金価格の平均騰落率は
世界株式より大きい傾向に!

インフレ率が2%以上の期間における平均リターンの比較。金価格は12.5%、世界株式は9.1%。 インフレ率が2%未満の期間における平均リターンの比較。金価格は10.4%、世界株式は13.1%。

期間:2015年4月末~2025年4月末、月次、米ドルベース(リターンは年率換算)
金は1g(1グラム)当りの金価格、世界株式はMSCI ACWI指数(配当込み)、インフレ率は米国消費者物価指数(CPI総合、前年比)を使用。
(出所)Bloombergのデータを基に野村アセットマネジメント作成

エネルギー資源の代表 原油

知っておきたい
3のポイント

  1. Point
    1
    世界の経済を支える
    重要資源

    先進国・新興国問わず、現代の経済基盤を支える極めて重要な資源。

  2. Point
    2
    価格が大きく
    変動しやすい

    アメリカ、中東、ロシアなどの原油産出国と消費国間での需要と供給によって原油価格は大きく変動。

  3. Point
    3
    株式や債券と
    異なる値動き

    ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されているWTI原油先物は、世界経済の動向を占う指標の1つ。株式や債券とは異なる動きをするため、資産分散としても有効。

原油、株式、債券の
値動きの比較

2022年5⽉末を基準とした原油、株式、債券の値動きの推移グラフ。2025年5月時点で、世界株式は135に上昇、世界債券は100、原油価格は53に下落。

期間:2022年5月末~2025年5月末、月次(米ドルベース)
原油価格はWTI、世界株式はMSCI ACWI指数、世界債券はFTSE WGBI指数を使用。
(出所)Bloombergのデータを基に野村アセットマネジメント作成

パフォーマンス

経済危機やインフレ局面に強い金(ゴールド)VS短期間での値動きの幅が大きい原油先物

過去10年の累積パフォーマンスを見ると、金が2019年以降、堅調に上昇を続けているのに対し、原油は長期的には100近辺を停滞しています。一方、四半期毎のパフォーマンスを見ると、原油は短期間での値動きの幅が大きいことがわかります。よって原油は短期的な価格変動による利益を狙う取引が中心となるため注意が必要です。

累積パフォーマンス

2015年5⽉末=100として指数化した金、原油の値動きの推移グラフ。2025年5月時点で、金は319に上昇、原油は79と下落傾向。

期間:2015年5月末~2025年5月末、日次
金は日本円換算した1g(1グラム)当りの金価格、原油は円換算したNOMURA 原油ロングインデックスを使用。
(連動対象指数の詳細はこちら
(出所)Bloombergのデータを基に野村アセットマネジメント作成

四半期毎のパフォーマンス

2015年第1四半期から2025年第1四半期までの金と原油の四半期リターンの比較グラフ。原油は大きな変動が多く、特に2020年第1四半期に約-70%の下落を記録。金は比較的安定した動きで、ほとんどの四半期で小幅なプラスまたはマイナスのリターン。

期間:2015年~2025年3月末、四半期毎
Q1: 1~3月、Q2: 4-6月、Q3: 7-9月、Q4: 10-12月(各四半期の月末時点の数字を使用)
金は日本円換算した1g(1グラム)当りの金価格、原油は円換算したNOMURA 原油ロングインデックスを使用。
(出所)Bloombergのデータを基に野村アセットマネジメント作成

インフレへのリスクヘッジをしたいなら金を
原油価格の上昇からのリターンを短期的に狙いたいなら原油を
選ぶのが良いんですね!

ETFでコモディティに投資する メリット・デメリット

金や原油などのコモディティに投資する方法は、主に現物投資、商品先物取引、ETFや投資信託などのファンドで投資する方法の3つがあります。初めてコモディティ投資をする方でも手軽に投資ができるETFについてご紹介します。

国内ETFでコモディティに投資する主なメリット

  1. Merit
    1

    日本株と同じように円で手軽に投資できる!

    日本株と同じように4ケタの証券コードを使って、円をドルに換算する必要もなく円のまま手軽に売買できます。ETFなら株や債券とまとめて証券口座で管理が可能です。

  2. Merit
    2

    日本時間にリアルタイムで投資できる!

    米国時間つまり日本の夜中に売買する必要がなく、日本時間(平日の9:00~11:30(前場)と12:30~15:30(後場))に売買できます。金や原油を含むコモディティは一般的に値動きの幅が大きい傾向にありますが、ETFならマーケットの動きに合わせてリアルタイムで機動的な売買が可能です。

  3. Merit
    3

    NISAを活用した非課税での投資が可能

    NEXT FUNDSのコモディティ(金・原油)ETFはNISAの成長投資枠の対象です。成長投資枠を使えば、値上がり益(譲渡益)が非課税となります。

国内ETFでコモディティに投資する主なデメリット

(リスクと留意点)

  1. Demerit
    1

    配当等が発生しない=ETFの分配金が発生しない

    金や原油等は実物資産で配当等が発生しないため、ETFの分配金も発生しません。

  2. Demerit
    2

    信託報酬等がかかる

    ETFは信託報酬等がかかるため、現物投資より費用がかかる場合があります。

  3. Demerit
    3

    商品性がやや複雑

    コモディティETFは、実物資産を裏付けとするものもありますが、商品先物を使って運用しているものも多くあるため、商品性がやや複雑です。特に商品先物で運用する場合、現物商品を裏付けとしており保管施設費用等の管理費用等が発生するため、長期的には連動対象指数とファンドの基準価額との乖離が見られる場合があります。

あなたはどっち派? ETFをチェック!

銘柄コード 1328 1699
銘柄名(愛称) NF・金価格ETF NF・原油先物ETF
銘柄正式名称 NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信 NEXT FUNDS NOMURA
原油インデックス連動型上場投信
連動対象指数 金価格(円換算) NOMURA原油ロングインデックス
(円換算)
指数概要 対象指標は、「LBMA(ロンドン貴金属市場協会)金価格午後(LBMA Gold Price PM)」として公表される1トロイオンス(=31.1035グラム)当りの米ドル建ての金価格を、1グラム当りに円換算して算出されます。 NOMURA原油ロングインデックスは、原油価格の値動きに連動することを目的とする指数で、構成銘柄は、ニューヨーク・マーカンタイル取引所に上場しているWTI先物です。
純資産総額 222億円 156億円
信託報酬率 年0.55%(税込) 年0.55%(税込)
売買単位 10口 10口
最低投資金額 10口、114,000円前後 10口、3,400円前後
NISA 成長投資枠の対象

2025年5月末時点
(出所)野村アセットマネジメント作成

経済危機やインフレ局面に強い資産を
ポートフォリオに取り入れたい。

NF・金価格ETF(1328)

詳しくはこちら

短期的に大きなリターンを狙いたい。
ニュースを細かく見ることに抵抗が無い。

NF・原油先物ETF(1699)

詳しくはこちら
VS

金 vs 原油、
自分の投資スタイルに合わせてチャレンジしてみるのが良さそうですね!

〈指数の著作権等について〉

LBMA金価格午後(LBMA Gold Price PM)について

NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信は、その全部もしくは一部について、プレシャス・メタル・プライス・リミテッド(Precious Metals Prices Limited)が権利を保有し、LBMA金価格(LBMA Gold Price)の管理者、運営者及び公表代理者として許諾を受けたICEベンチマーク・アドミニストレーション・リミテッド(ICE Benchmark Administration Limited)によって提供され、また、ICEベンチマーク・アドミニストレーション・リミテッドから再実施権の許諾を受けて野村アセットマネジメント株式会社が利用するLBMA金価格午後(LBMA Gold Price PM)に基づいています。
ICEベンチマーク・アドミニストレーション・リミテッド(ICE Benchmark Administration Limited)は、LBMA金価格及び/又はLBMA金価格が示す数値の使用により生じた結果について、いついかなる時においても、明示的にも暗示的にも、何ら保証するものではありません。ICEベンチマーク・アドミニストレーション・リミテッドは、NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信での利用のための商品性や特定目的への適合性について、明示的にも暗示的にも、何ら保証するものではありません。

NOMURA原油ロングインデックスについて

NOMURA原油ロングインデックスの知的財産権は野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング株式会社に帰属します。なお、野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング株式会社は、同インデックスの正確性、完全性、信頼性、有用性を保証するものではなく、当ファンドの投資成果等に関して一切責任を負うものではありません。