実物資産でインフレに備える!コモディティETF

  • 特集
  • 商品

この記事は、約3分で読めます

石油などのエネルギーや貴金属、農産物等のことをコモディティ(商品)と言い 、それらに投資することをコモディティ投資と言います。一般的にコモディティ投資は先物取引が有名ですが、コモディティETFであれば、株式同様に証券取引所で売買できます。

コモディティ投資は、インフレによって物価が上昇した場合、投資対象である実物資産の価格も上昇する傾向にあるためインフレに強い資産と言えるでしょう。また株式や債券とは異なる値動きをする傾向があるため分散投資の効果が期待できることもメリットとして挙げられます。一方、実物資産であるため配当等のインカムゲインが発生しないことや価格変動リスクが大きい場合があること、妥当な価格水準がわかりづらいことがデメリットと言えるでしょう。

NEXT FUDNDSシリーズには、原油、金価格、白金(プラチナ)の値動きに連動するETFがあります。

原油先物ETF(1699)

原油先物ETF(1699)は、野村證券金融工学研究センターが開発した「NOMURA 原油ロングインデックス」を円換算した指数への連動を目指すETFです。

対象指標である「NOMURA 原油ロングインデックス」は、世界の原油先物取引の中から、取引量が多く流動性が十分あるものを構成銘柄として採用し、原油価格の値動きに連動することを目的とする指数です。実際の運用では、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)に上場しているWTI先物などで取引をしています。

なお、テレビのニュースなどで報じられる原油先物価格と「NOMURA 原油ロングインデックス」の価格には乖離が生じます。詳細については野村證券金融工学研究センターのサイトをご参照ください。

金価格連動ETF(1328)

金価格連動ETF(1328)は、日本円換算した1グラム当りの金価格(対象指標)への連動を目指すETFです。

対象指標は、「LBMA(ロンドン貴金属市場協会)金価格午後(LBMA Gold Price PM)」として公表される1トロイオンス(=31.1035グラム)当りの米ドル建ての金価格を、1グラム当りに換算して算出しています。

金価格の値動きに連動するETFには、金の現物に投資をしているもの、金を対象とした先物取引(金先物取引)を行なっているもの、対象指標に連動する有価証券(リンク債)に投資するものがありますが、1328は金先物等を主要な取引対象※としています。
※リンク債に投資する場合もあります。

1971年8月まで米国が金本位制を採用していた名残もあり、現在でも有事の際には金が買われやすい傾向にあります。また、インフレに強い資産として好まれるのも金投資です。

プラチナ先物ETF(1682)

プラチナ先物ETF(1682)は、日経・東商取白金指数への連動を目指すETFです。

プラチナ先物はニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)や東京商品取引所に上場されていますが、東京商品取引所に上場されている「日経・東商取白金指数」の方が売買規模が大きく、世界の白金先物市場をリードする存在になっています。

貴金属の中で金と並んで注目されるのがプラチナ(白金)です。プラチナは、金と同様宝飾品としてのイメージが強いですが、実は自動車の排ガス触媒等工業品としての需要が高いのが特徴です。

(2018年12月作成)

関連記事

よく読まれている記事

記事カテゴリ