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NF・日本株ESGリーダーズETF上場
環境や社会問題、ガバナンスへの取り組みを評価して投資先を選ぶ「ESG投資」が日本を含め世界的に広がっています。2021年7月16日、NEXT FUNDSより新たに、MSCIジャパンカントリーESGリーダーズ指数への連動を目指すETFが上場します。
商品概要
日本でも拡大するESG投資
ESG投資とは、環境・社会・ガバナンスに配慮している企業を重視、選別して行う投資のことで、世界持続的投資連合(GSIA)が2年に1回発表している報告書によると、2018年の世界のESG投資額は30兆6830億ドル(約3300兆円)と14年から1.6倍に増えています。中でも日本の成長率は300%以上と、世界で最も伸びており、今後の拡大が期待されます。
ESG投資残高の推移(2014年~2018年、年次)
(出所)GSIAのデータより野村アセットマネジメント作成
<対象指標>MSCIジャパンカントリーESGリーダーズ指数のご紹介
指数の特徴
■MSCIジャパン指数をベースとするESG総合型の日本株指数。
■MSCIジャパン指数と同様のセクターウェイトの維持が目標。
■MSCI ESGレーティング(ESG格付け)とネガティブスクリーニングを基に構成銘柄を決定。
指数の構成状況(2021年5月末現在)
業種割合の比較(2021年5月末時点)
(出所)MSCIのデータを基に野村アセットマネジメント作成
指数構築プロセスの概要
投資対象候補銘柄は、MSCI Japan(約300銘柄)の構成銘柄の中から、アルコール、ギャンブル、タバコ、原子力、兵器への関与を示す企業やESG格付けがBBより低い銘柄を除外し、クリーンかつESG格付けが相対的に高い銘柄に絞り込みます。
そして、各業種別分類において、時価総額カバレッジ50%を達成するまでESG格付けの高い順に採用し、最終的に指数を構築する銘柄は約140銘柄となります。
<指数構築プロセスのイメージ>
指数のパフォーマンス
MSCIジャパンカントリーESGリーダーズ指数とMSCIジャパン指数のパフォーマンスを比較すると、グラフ期間においては、MSCIジャパンカントリーESGリーダーズ指数がアウトパフォームしています。
パフォーマンス比較(円ベース、配当込み)(期間:2014年12月末~2021年5月末、日次)
(出所)Bloombergのデータを基に野村アセットマネジメント作成
ご投資家の皆様へ
近年、世界中でESG(環境・社会・ガバナンス)に着目した投資が増加しています。日本でも、多くの企業でESGが標準の価値観となり、注目と資金が集まる領域になりつつあります。ESGの要素を組み込みたいとお考えの投資家の皆様に、NF・日本株ESGリーダーズETFをご活用頂ければ幸いです。
■MSCIジャパンカントリーESGリーダーズ指数の著作権等について
「MSCIジャパンカントリーESGリーダーズ指数」は、MSCIが開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCI に帰属します。またMSCI は、同指数の内容を変更する権利を有しています。
(2021年6月作成)