深掘りETF㉔
NF・日経ダブルインバETF(1357)の受益権の併合に関するQ&A
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ご投資家の皆様へ
平素より、野村アセットマネジメントの商品、サービスをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
この度、「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信」(以下、当ETF)(銘柄コード1357)について、2024年12月17日の最終の受益者名簿に記載された受益者の有する受益権につき、2024年12月18日を効力発生日として100:1の比率で併合いたしました(当該併合により、100口の受益権が1口となりました。)。
当ETFは2014年7月14日に設定され、約10年間にわたり運用を継続してまいりましたが、基準価額は設定来下落傾向にありました。当ETFの基準価額の低下は、対象指数に連動する精度の相対的な低下を招きやすく、当該価格の1円の変化が与える影響の拡大も懸念されることから、商品性を適切に維持するためにも受益権の併合を行なう運びとなりました。
なお、これに伴い、併合後の1口に満たない端数受益権について、売却を実施いたしました。本件に係るQ&Aを作成いたしましたのでご活用いただければ幸いです。
Q&A
Q1)端数受益権および端数処理代金とは何ですか。また、それらが発生するのはなぜですか。
端数受益権とは、受益権の併合に伴い生じる1口に満たない端数部分のことを指します。また、端数処理代金はこの端数受益権の売買代金のことを意味します。
当ETFは、2024年12月17日の最終の受益者名簿に記載された受益者の有する受益権につき、2024年12月18日を効力発生日として100:1の比率で併合を行ないました(当該併合により、100口の受益権が1口となりました。)。それに伴い、各受益者において併合前に100口に満たない保有口数が端数受益権となっております。端数処理代金は、端数が生じた受益者の方に対して端数部分の持分に応じてお返しいたします。
Q2)売却日はどのようにして決定したのですか。
速やかに売却を行うため、証券保管振替機構の規定にしたがい、売却が可能となる日当日といたしました。
Q3)端数受益権の売却に伴い、ファンドの運用にどのような影響がありますか。
端数受益権の売却後の信託財産の運用および管理については影響はなく、今後も従来通りの運用を行ないます。
Q4)端数処理代金の受け取り方法について教えてください。
2025年2月下旬以降、前述の端数処理代金の詳細とともに払出証書を同封いたします。ゆうちょ銀行もしくは郵便局へ持ち込むことで、端数処理代金をお受け取りください。
Q5)端数処理代金がいくらになるか概算することはできますか。
端数処理代金のおおよその額は、単価÷併合比率×端数受益権口数となります。 例えば、端数受益権口数が99口の場合、端数処理代金は11,918.0701円÷100×99口=11,799円程度となります。確定した金額については、2025年2月下旬以降に郵送する書面にてご確認ください。
Q6)端数処理代金の税務上の取り扱いはどのようになりますか。
一般的に、端数処理代金は「上場株式等に係る譲渡所得等」に該当すると考えられますが、税金の取扱いの詳細については、税務専門家等にご確認されることをお勧めします。
Q7)端数処理代金は、いつの所得になりますか。
一般的に、端数処理代金の売却を行なった日である2024年の所得と考えられますが、詳細については、税務専門家等にご確認されることをお勧めします。各受益者の端数処理代金の詳細につきましては、2025年2月下旬以降、郵送にてご案内させていただく予定です。
Q8)今後も受益権の併合を行なう可能性はありますか。
現時点では、今後の受益権の併合にかかる具体的な予定はございません。
しかしながら、基準価額等の動向次第では、将来的に受益権の併合の実施について検討を行なう可能性がございます。
本件に関するお問い合わせは電話にて受け付けております。
受付時間:当社営業日の午前9時~午後5時
サポートダイヤル:0120-753104
なお、本件の詳細は、2024年12月25日の適時開示「「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信」受益権の併合に伴う端数受益権の売却のお知らせ」にてご確認いただけます。
投資家の皆様におかれましては、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
★当該ETFに関する最新情報は以下の頁に掲載しております。
NF・日経ダブルインバETF(1357) 銘柄詳細頁
(2024年12月25日更新/2024年8月9日作成)