深掘りETF⑤

子が親に投資する!?ファミリーファンド方式とは?【深掘りETF⑤】

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ETFは、一般的に株式や債券、REIT、先物などに直接投資していますが、中には、マザーファンドと呼ばれる投資信託に投資するタイプがあります。こうしたマザーファンドに投資するETFや投資信託をベビーファンドと呼び、この仕組みをマザー(親)ファンドとベビー(子)ファンドの関係にちなんで、「ファミリーファンド方式」と言います。

具体例でみてみましょう。

外国株式(為替ヘッジなし)ETF(2513) は、日本円換算した「外国株式MSCI-KOKUSAI指数」への連動を目指すETFですが、投資対象は「外国株式MSCI-KOKUSAIマザーファンド」です。「外国株式MSCI-KOKUSAIマザーファンド」には、外国株式(為替ヘッジなし)(2513)以外にも、公募のインデックスファンドやバランス型ファンド、DC(確定拠出年金)専用のインデックスファンド等、複数のベビーファンドが投資しており、マザーファンドは、これらベビーファンドが投資する資金を一括して外国の株式に投資しています。

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※純資産総額、組入銘柄数は2018年12月末時点
(出所)野村アセットマネジメント作成 上記はイメージ図です。ベビーファンドが外国株式に直接投資する場合もあります。

このようなファミリーファンド方式で運用するメリットとして、以下の点が挙げられます。

連動精度の高い運用

2018年12月時点で、外国株式(為替ヘッジなし)ETF(2513) の純資産総額は約7億円ですが、マザーファンドの規模は4,921億円で、組入銘柄数も1,315銘柄と、ほぼMSCI-KOKUSAI指数の採用銘柄全てに投資できています。つまり、上場して日が浅くETFの残高が小さい段階であっても、実際の運用はマザーファンドファンドで行うため、指数への連動精度が高い運用が可能になるということです。

低コスト化

マザーファンドで資金をまとめて運用することにより、規模のメリットを活かし、運用管理の効率化や売買コストの削減効果が期待できます。これはETFにとって、信託報酬以外の実質的な運用コストの低減につながります。

現在NEXT FUNDSでは、ファミリーファンド方式を採用したETFが全部で8銘柄あります。

ファミリーファンド方式を採用している8銘柄
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※上記8銘柄は、全て既設のマザーファンドに加えて現物株・債券にも投資可能
※(2512)外国債券(為替ヘッジあり)ETFは、2018年12月現在マザーファンドではなく現物債券に投資 ※純資産総額および組入銘柄数は2018年12月末時点 (出所)野村アセットマネジメント作成


ETFを選ぶ際は、表面的な純資産総額や信託報酬ばかりに注目するのではなく、ファンドの仕組みや実質的なコストにも注目するとよいでしょう。なお、ファミリーファンド方式のマザーファンドは、ベビーファンドと同一の運用会社の投資信託となり、信託報酬はベビーファンドのみで徴収されます。

(2019年4月作成)

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