どこで、いつ、いくらから?ETFの売買方法を解説【ETFの買い方・売り方①】
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ETFはどこで・いつ・いくらから?
ETFは、株式同様、証券会社で購入することができますので、証券会社に口座をお持ちの方は、すぐに売買を始めることができます。証券会社に口座をお持ちでない方は、口座開設の必要があります。
東京証券取引所(東証)でETFを取り引きできる時間帯は、平日の前場(9:00~11:30)と後場(12:30~15:00)となります。
ETFの最低買付金額は、<売買単位×取引所価格>です。取引所価格は変動しているので、最低買付金額は日々異なります。実際の売買では、これに証券会社の手数料が加わります。
ETFの売買方法には、「指値(さしね)注文」と「成行(なりゆき)注文」があります。
指値注文
希望価格を指定して売買する方法です。
買いの場合には指値以下で、売りの場合は指値以上で取引されます。
希望した値段で売買することができる反面、わずかの価格差で売買が成立しないこともあります。
成行注文
価格を指定せず、数量だけを指定して売買する方法です。
指値注文に優先して売買が成立します。
売買が成立しやすい反面、思いの外高く買ってしまうことや、安く売れてしまうこともあります。
売買価格を指定したい場合は指値注文、取引の成立を優先したい場合は成行注文を行なうと良いでしょう。
ETFを活用した信用取引
ETFは、株式と同様、信用取引を行うことができます。信用取引は、投資家が保証金を担保に証券会社から資金や株を借りて売買を行う取引で、お金を借りて株式を購入する「信用買い」と株券を借りて株式を売却する「信用売り」があります。
信用買い(買建(かいだて))
証券会社から借りた資金で株式を買うことができるため、株価が値上がりすれば手持ち資金以上に利益を得ることができます。値下がりすれば、大きな損失が発生します。
信用売り(売建(うりだて))
証券会社から借りた株式を売ることができるため、株価が下落すると思う銘柄を信用売りし、株価が下がったところで買い戻し、その差額で収益を得ることができます。信用売り後に株価が上昇すると損失が発生します。
ETFの売建は市場を通じてタイムリーに取引できるため、下落相場であっても利益獲得を狙うことが可能となります。現物株式の取引とETFの信用取引を組み合わせることで、収益獲得の機会を広げてはいかがでしょう。なお、信用取引の詳細については、ETF投資に信用取引を活用しよう!で説明しています。
※信用取引口座の開設など、詳しくはお取引のある証券会社にお問い合わせ下さい。
売買の際のチェックポイント
ETFの取引所価格や売買高は取引時間中に常に変動するので、Yahoo!ファイナンスや証券会社のウェブサイトなどでチェックするとよいでしょう。
以下のボタンより、それぞれの証券会社のウェブサイトに移動します。
また、銘柄選びのチェックポイントでもお伝えした通り、ETFを購入する際は流動性も目安になります。ETFのスプレッド(最良の売気配と最良の買気配の差)や「売気配口数」「買気配口数」などをチェックして売買するとよいでしょう。
購入前にチェックしておきたいポイント
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(2020年2月更新)