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NF・JGB先物ダブルインバETF上場
2023年6月23日、NEXT FUNDSより新たにNF・JGB先物ダブルインバ ETFが東京証券取引所(東証)に上場しました。
NF・JGB先物ダブルインバ ETFの特徴
- ✓国内初*の債券インバース型ETF
「JPX国債先物ダブルインバース指数」への連動を目指すETFです。
*2023年5月30日時点- ✓円金利リスクのヘッジツールとして活用できる
円金利の上昇(長期国債価格の下落)局面において、当ETFを活用することでリターンを狙うことができます。
- ✓約7,500円から投資が出来る
※上場当初の最低投資金額
商品概要
銘柄名 | NEXT FUNDS JPX国債先物ダブルインバース指数連動型上場投信 | ||
---|---|---|---|
銘柄コード | 2251 | 信託報酬率(税込) | 年0.418% ※ |
対象指標 | JPX国債先物ダブルインバース指数 | ||
決算日 | 毎年10月20日 | ||
売買単位 | 10口 | 最低投資金額* | 7,500円程度(10口) |
*2023年6月23日上場当初の最低投資金額
※2023年6月21日時点
10年債利回りの推移
インフレリスクの高まりが意識され、世界の中央銀行で金融引き締め姿勢が示された2022年初以降、グローバルで金利上昇圧力が強まりました。
日本では日本銀行(日銀)のイールドカーブコントロールにより10年債利回りは日銀の許容レンジ上限である0.25%で推移していましたが、2022年12月の金融政策決定会合において長期金利の変動幅が±0.25%程度から±0.5%程度に拡大され、利回りは新たな上限である0.5%まで一気に上昇しました。
3月には欧米の金融不安が改めて意識され、投資家のリスク回避姿勢が強まったことなどから一時的に10年債利回りが低下したものの、その後は戻り基調となり再び0.5%を試す展開となっています。
各国10年債利回りの推移(2022年1月3日~2023年4月28日、日次)
対象指標のご紹介
指数の特徴
対象指数は、日々の変動率を、大阪取引所で取引される長期国債先物取引の前日比価格変動率の-2倍として計算された指数です。
2008年12月30日の指数値を10,000ポイントとしています。
指数のパフォーマンス
過去5年間の指数のパフォーマンスを見ると、「JPX国債先物ダブルインバース指数」は、長期国債先物取引の期近限月の値動きを示す「JPX国債先物指数」の約-2倍の値動きとなっています。
また、10年債利回りと比較してみると、10年債利回りが上昇(下落)したときはJPX国債先物ダブルインバース指数も上昇(下落)するという傾向が見て取れます。
指数のパフォーマンス(2018年4月末~2023年4月末、月次)
(出所)Bloombergのデータを基に野村アセットマネジメント作成
投資家の皆様へ
グローバルな金利上昇局面の中、円金利の上昇リスクのヘッジニーズにお応えするため、今回のETFを新たにNEXT FUNDSに追加することといたしました。
ご活用いただけますと幸いです。
〈対象指標の算出要領〉
■JPX国債先物ダブルインバース指数
JPX国債先物指数シリーズ | 日本取引所グループ
※上記URLをクリックすると、外部サイトに移動します。
(出所)株式会社JPX総研
JPX国債先物ダブルインバース指数に内在する性質に関する注意点
JPX国債先物ダブルインバース指数は、常に、前営業日に対する当営業日の当インデックスの騰落率が、同期間の長期国債先物の価格の騰落率の「-2倍」(マイナス2倍)となるよう計算されます。しかしながら、2営業日以上離れた期間におけるJPX国債先物ダブルインバース指数の騰落率は、一般に長期国債先物の価格の騰落率の「-2倍」とはならず、計算上、差(ずれ)が不可避に生じます。
2営業日以上離れた期間におけるJPX国債先物ダブルインバース指数の騰落率と長期国債先物の価格の騰落率の「-2倍」との差(ずれ)は、当該期間中の長期国債先物の値動きによって変化し、プラスの方向にもマイナスの方向にもどちらにも生じる可能性がありますが、一般に、長期国債先物取引の値動きが上昇・下降を繰り返した場合に、マイナスの方向に差(ずれ)が生じる可能性が高くなります。また、一般に、期間が長くなれば長くなるほど、その差(ずれ)が大きくなる傾向があります。
したがって、NEXT FUNDS JPX国債先物ダブルインバース指数連動型上場投信(NF・JGB先物ダブルインバETF)は、一般的に中長期の投資には向かず、比較的短期間の市況の値動きを捉えるための投資に向いている金融商品です。
指数の動きと実際のファンドの値動きの乖離に関する注意点
実際のファンドの基準価額は、信託報酬等のコスト負担や追加設定・一部解約の影響、ファンドが取引を行なう国債先物取引と指数算出ルールで限月の変更タイミングが異なることなどにより、運用目標が完全に達成できるとは限りません。
また、ファンドの市場価格は、取引所における競争売買を通じ、需給を反映して決まります。したがって、市場価格は基準価額とは必ずしも一致するものではありません。
指数の著作権等について
■JPX国債先物ダブルインバース指数の指数値及びJPX国債先物ダブルインバース指数に係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社(以下「JPX」という。)の知的財産であり、指数の算出、指数値の公表、利用などJPX国債先物ダブルインバース指数に関するすべての権利・ノウハウ及びJPX国債先物ダブルインバース指数に係る標章又は商標に関するすべての権利はJPXが有します。JPXは、JPX国債先物ダブルインバース指数の指数値の算出又は公表の誤謬、遅延又は中断に対し、責任を負いません。本商品は、JPXにより提供、保証又は販売されるものではなく、本商品の設定、販売及び販売促進活動に起因するいかなる損害に対してもJPXは責任を負いません。
(2023年5月作成)