ETFの種類と種類別活用法【ETFの選び方①】
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東京証券取引所には約300銘柄のETFが上場しています。ETFには、国内株式指数に連動する商品以外にも、外国株式や債券、REIT、商品(コモディティ)等様々な種類があります。また国内株式であっても、高配当、ESG、業種別など特定のテーマに投資することもできます。
*以下の表から気になる分類をクリックし、特徴や活用法をご覧ください
日本株
日本株・市場別ETF
✓まずは定番どころから!日本株全体に投資したいあなたに!
日本株・市場別ETFには、TOPIX(東証株価指数)や日経平均株価(日経225)など日本の代表的な株価指数に連動する銘柄があります。
✓日本株・市場別ETFを選ぶ理由
◆日本の株式市場全体にまとめて分散投資できる!
TOPIXは、東京証券取引所に上場する2,000銘柄超の企業を対象とした指数です。一方、日経平均株価は東京証券取引所に上場している流動性の高い企業を中心にセクターバランスに配慮した225銘柄を対象とした指数です。ETFなら、こうした日本の株式市場全体に、手軽に分散投資できます。
◆ニュースで簡単に値動きをチェックできる!
TOPIXや日経平均株価は、ニュースでもよく取り上げられる株価指数で、簡単に値動きを確認できます。
(関連記事)TOPIX、日経225、JPX400、JPXプライム150を徹底比較!
日本株・大型株ETF
✓情報が得やすく、流動性の高い、有名企業群に投資したいあなたに!
時価総額の規模に着目した指数に、TOPIX Core 30があります。TOPIX Core 30は、TOPIXの構成銘柄の中で、時価総額と流動性が高い30企業で構成、算出された株価指数で、日本を代表する大型株の動向を捉えることが出来ます。
✓日本株・大型株ETFを選ぶ理由
◆大手の有名企業にまとめて投資できる!
時価総額や流動性の高い大型株は大手の有名企業が多く、比較的経営や業績が安定している傾向があります。
◆分配金が比較的安定している!
大型株は、株価や収益が比較的安定しており堅実な配当が期待できるため、ETFの分配金も安定する傾向にあります。
(関連記事)日本を代表する大型企業30社にお手軽分散投資!日本株・大型株ETF
日本株・高配当ETF
✓安定的に高い分配金を受け取りたいあなたに!
株式投資を行う際、配当に着目する人も多いですが、各社の財務体質や配当の安定性を見極めるのは簡単ではありません。高配当ETFは、国内に上場する企業の中から配当利回りの高い銘柄群を組み合わせた指数に連動するため、手軽に高配当銘柄に分散投資ができます。
✓日本株・高配当ETFを選ぶ理由
◆高い配当利回りが期待できる企業群にまとめて投資できる!
ETFを1銘柄買うことで複数の高配当株式に分散投資できるため、リスクを抑えながら分配金を受け取ることができます。
◆手軽に高配当株への投資を続けることができる!
高配当ETFでは、連動対象とする指数のルールに則って、定期的に銘柄の入れ替えが行われます。そのため、都度、投資家自身が高配当銘柄を選ぶ必要がなく、手軽に高配当株投資を続けることが出来ます。
(関連記事)配当利回りが魅力の高配当株ETF
日本株・業種別ETF
✓ご自身の市場の見通しに沿って投資したいあなたに!
業種別ETFは、TOPIX構成銘柄を17の業種で分けた「TOPIX-17」(東証業種別株価指数)に連動するよう設計されたETFです。これとは別にTOPIX構成銘柄を33業種で分けたうちの、銀行業の株価指数に連動するETFもあります。業種別ETFを活用することで、個別銘柄独自の要因によるリスクを抑えながら、少額で特定の業界全体に投資することが可能です。
✓日本株・業種別ETFを選ぶ理由
◆興味・関心のあるセクターに少額からまとめて分散投資できる!
個別株投資はどうしてもリスクが高くなりますが、業種別ETFなら、投資したい業界全体に少額で分散投資することができます。
◆市場見通しに沿ってセクターを機動的に変えられる!
マーケットがどのような状況の時にどれくらいの影響を受けるかはセクターによって異なります。業種別ETFなら、マーケットの状況によって使い分けが可能です。詳細は以下の関連記事にてご覧ください。
(関連記事)業種別ETFで自分流の投資を極める
日本株・テーマETF
✓話題のテーマに投資したいあなたに!
世間で話題となっているテーマに関連した銘柄に投資するETFです。NEXT FUNDSには、日本の半導体関連企業に投資するETFと、収益性が高く、適切な設備・人材投資などの還元政策に積極的に取り組んでいる日本株銘柄で構成されるETFをテーマETFとして分類しています。
✓日本株・テーマETFを選ぶ理由
◆興味・関心のあるテーマに少額からまとめて分散投資できる!
テーマETFなら、個別株投資ではなかなか手の出しにくいテーマや世界的に注目度の高いテーマをもつ商品に少額から分散投資することができます。
(関連記事)日本の半導体関連企業にまるごと投資
日本株・ESG ETF
✓ESG投資による長期的リターンを目指したいあなたに!
ESG投資は、従来の財務状況だけでなく、環境 (Environment)、社会 (Social)、ガバナンス(Governance) 要素も考慮した投資のことを指し、持続可能な開発目標(SDGs)と合わせて注目されています。E(環境)は地球温暖化対策、水資源保護等、S(社会)は労働環境改善、女性活躍推進等、G(ガバナンス)は法令順守や情報開示等が挙げられます。
✓日本株・ESG ETFを選ぶ理由
◆ESGの観点から投資する企業群の中・長期的リターンに期待!
ESG投資は、ESG要素を考慮することで一般的な財務情報には必ずしも表れないリターンの源泉やリスクへの耐性を見極め、中長期的なパフォーマンス向上を目指します。
◆ESGスコアの高い企業にまとめて投資できる!
ESGスコアとは、第三者評価機関等が企業のESGにおける取り組みを評価し、算出した指標です。個別企業のESGレベルを把握することはとても大変ですが、ETFであれば、ESGスコアを加味した指数ルールに則った企業群にまとめて投資できます。
(関連記事)世界で注目される投資の潮流 ESG投資ETF
日本株・レバレッジ型インバース型ETF
✓より大きなリターン/下落時でもリターンを狙いたいあなたに!
レバレッジ型は、日経平均株価等の原指数の変動率の約2倍の値動きとなり、相場の上昇局面で収益が期待できます。一方、インバース型は株価指数の-1倍として計算されるため、相場の下落局面で利益が得られます。レバレッジ・インバース銘柄は、一般的に中長期の投資には向かず、比較的短期間の投資に向く金融商品ですので、その特性をよくご理解いただいた上でご投資ください。
✓日本株・レバレッジ型インバース型ETFを選ぶ理由
◆より大きなリターンを狙える(ただしリスクも倍になります)
特定の指数に対してX倍の動きをするレバレッジ型商品の特徴は、相場の上げ・下げの予想が的中した場合、より大きなリターンを獲得することができます。但し、予想が外れた場合は、通常よりも損失がより大きくなります。
◆インバース型では逆のリターンも狙える
相場が下落する局面でも、インバース型を活用することにより、リターンを狙うことができます。但し、値動きを細かく把握して、売り時・買い時を的確に判断することが重要となります。
(関連記事)売買ランキングの常連!レバレッジ(ブル)型ETF・インバース(ベア)型ETF(解説動画あり)
日本株・アクティブETF
✓より積極的に、日本の株価上昇をとらえたい、高配当を狙いたいあなたに!
アクティブETFは特定の指標に連動しないETFです。アクティブETFでは、構成銘柄の日次開示を通じた透明性の高さやリアルタイムに時価で売買できる利便性、低コストなど、既存ETFの特徴に加え、運用の専門家による銘柄選定における目利き力や判断力を活かしたアクティブ運用ならではの付加価値の享受が可能です。
✓日本株・アクティブETFを選ぶ理由
◆独自の銘柄選定によるアクティブ運用ならではの付加価値が期待できる
運用会社独自の銘柄選定プロセスを取り入れる等、アクティブ運用ならではの付加価値の享受が期待できます。
◆運用戦略が選べる
アクティブ運用では、投資家ニーズに合わせた柔軟な運用が可能となり、選択肢が増えるため、自身の好みにあった運用戦略が選びやすくなります。NEXT FUNDSでは、安定的な分配金が狙えるETFや高ROEに着目した株価の上昇をとらえるETF等、戦略の異なる日本株のアクティブETFを提供しています。
◆透明性が高く、低コスト
ETFは、仕組み上ETFを構成している銘柄や比重を毎日公表しなければならないため、透明性が高く、また、一般的な投資信託と比較してコストが低いのが特徴です。アクティブETFもこうしたETFならではの特徴を備えています。
(関連記事)
アクティブETFとは?メリット・デメリットや既存のETFとの違いを解説
NF・日本成長株アクティブETF、NF・日本高配当株アクティブETF上場
外国株(先進国株・新興国株)
外国の株式にも、東京証券取引所に上場するETFを使えば、日本時間に日本円で投資することができます。その種類も、先進国や新興国の株式全体に投資するものから米国株やインド株等、単一国に投資するものまで様々です。
先進国株(グローバル株)ETF
✓世界中の株式に手軽に投資したいあなたに!
米国を中心に、日本を除く先進国の国々の株式に投資するETFです。連動対象指数は時価総額が大きく、流動性の高い銘柄が対象になっています。
✓先進国株ETFを選ぶ理由
◆1銘柄で先進国株式全体に分散投資が可能!
1銘柄を保有いただくことで日本を除く先進国に分散投資できます。先進国に限定されているので新興国株式と比較すると、リスクが低めです。
◆外国株式に日本円で日本時間に投資できる!
国内(東京証券取引所)に上場しているETFなら、外国株式に日本円で日本時間に投資ができます。
◆為替ヘッジ有り・無しを選べる!
為替変動リスクを抑えたい方はヘッジ有り、為替変動リスクを取りながらリターンを狙いたい方は為替ヘッジ無しを選ぶと良いでしょう。
(関連記事)ETFで世界の株式市場にグローバル投資
欧州株ETF
✓一大経済圏である欧州の株式市場やドイツの代表的な企業にまとめて投資したいあなたに!
欧州の代表的な企業にまとめて投資する欧州株ETF、そして欧州経済を牽引するドイツの代表的な企業にまとめて投資するドイツ株ETFがあります。これらのETFを活用することで、欧州全体やドイツ経済の成長に伴うリターンが期待できるとともに、地域分散が図れます。
✓欧州株ETFを選ぶ理由
◆世界の一大経済圏である欧州全体に手軽に分散投資ができる!
米国、中国に次ぐ経済規模を誇る欧州の株式にも、ETFなら手軽に投資することができます。
◆欧州トップのGDPを誇るドイツ株式!
ドイツは安定した労働市場と輸出により経済が成長してきました。欧州中央銀行(ECB)の本部はドイツのフランクフルトにあります。ドイツ株を個別企業毎に分析することは難しいですが、ETFを使うことでドイツ株式市場全体に手軽に投資することができます。
◆欧州株は相対的に配当利回りが高い!
欧州株は米国株や世界株と比較すると、配当利回りが高い傾向にあります。
(関連記事)欧州株投資の基礎知識
欧州株
ドイツ株
米国株ETF
✓代表的な米国企業に低コストで投資したいあなたに!
世界経済のリーダーである米国。NEXT FUNDSなら、米国株式の3大指数である、S&P500、NASDAQ、 NYダウに連動するETFが、それぞれ為替ヘッジ有り・無しから選べます。
✓米国株ETFを選ぶ理由
◆長期的に成長を続ける世界経済のリーダー、米国株式市場に低コストで投資可能!
米国株式市場といえばその成長性、パフォーマンスが魅力です。米国株を個別企業毎に分析することはとても大変ですが、ETFなら1銘柄で市場全体に低コストで投資が可能です。
◆米国有数の株式市場に分散投資が可能、かつ種類が豊富!
米国株の3大指数であるS&P500、NASDAQ-100、NYダウに連動するETFを、各々為替ヘッジ有り・無しから選べます。
◆米国株式に日本円で日本時間に投資できる!
国内(東京証券取引所)に上場しているETFなら、米国株に日本円で日本時間に投資が可能です。
(関連記事)代表的な米国企業にまとめて投資!米国株ETF
米国株ESG ETF
✓ESGも考慮しつつS&P500に近いパフォーマンスを狙いたいあなたに!
世界的にESG投資への注目が集まっています。ESG投資とは財務情報のみならず、環境、社会、ガバナンスの観点からも企業を選別して投資を行うことで企業の持続的な成長を享受するという投資方法です。S&P500 ESG指数に連動するETFに投資することで、米国株のパフォーマンスとESG投資の両方の恩恵を受けることが期待できます。
✓米国株ESG ETFを選ぶ理由
◆ESGを考慮しつつ、S&P500に近いフォーマンスを目指せる!
NF・米国株S&P500 ESG ETFが連動対象とするS&P500ESG指数は、構成銘柄の選定基準にESGの要素を組み込む一方で、S&P500に近いセクター・ウェイトを維持することを目指しています。そのため、S&P500と近いパフォーマンスを期待しつつ、ESGの要素も加味した投資が可能です。
(関連記事)世界で注目される投資の潮流 ESG投資ETF
新興国株ETF
✓新興国および新興国企業の長期的な成長に期待したい、投資対象の地域分散を図りたいあなたに!
NEXT FUNDSの新興国株ETFはインド、台湾、中国、韓国等、新興国の株式に投資するETFです。新興国株式の長期的な成長に期待しつつ、先進国との地域分散を図るために利用するのもよいでしょう。
✓新興国株ETFを選ぶ理由
◆1銘柄で新興国市場に上場する約900銘柄に分散投資が可能!
新興国といっても千差万別です。一つ一つの国の情勢や経済を網羅的に把握することはプロでも困難です。ETFなら、1銘柄で新興国市場に上場する約900銘柄に分散投資が可能です。
◆世界経済の成長期に優位!
世界経済の停滞期には先進国株が堅調な傾向にありますが、世界経済の成長期には新興国株が優位に働く傾向にあります。
(関連記事)新興国株の変化
新興国株
新興国株・単一国株ETF
✓成長を見込んだ国に投資したいあなたに!
新興国の中でも特に成長を見込める国の株式市場全体に投資する方法として、NEXT FUNDSでは新興国株・単一国株ETFシリーズをご用意しております。ラインナップの中から、お好きな国を選び投資することが可能です。
✓新興国株・単一国株ETFを選ぶ理由
◆個別では投資が難しい新興国株式への分散投資が「円」で可能!
一般的に外国株式は個別銘柄の情報を得るのが難しいですが、新興国になるとなおさらです。また、国によって通貨も異なります。国内(東京証券取引所)に上場するETFであれば、特定の国の株式にも、円で分散投資することができます。
◆成長が見込める特定の国に投資できる!
インド、中国、タイ、マレーシア、ブラジル株等、国を特定した投資が可能です。
(関連記事)高成長を続けるインドの魅力を徹底解説!インド株ETF
債券
債券は、国や一般企業が投資家から資金を調達するために発行されるもので、デフォルトしない限り償還日には償還金が返ってくるため、投資資産の安定性が期待できます。但し、満期までの期間がそれぞれ決まっているため、長期保有する場合、満期ごとに新しい債券を購入しなくてはなりません。
一方で、債券に投資するETFを購入すれば、銘柄入替等を考慮する必要はありません。債券は、一般的には定期的に利子を生み出す投資対象であるため、安定的に分配金を受け取りたい人は、債券投資を検討してみるのもよいでしょう。
(関連記事)利回りの源泉から考える債券ETFの選び方
国内債ETF
✓初めての債券投資!株式と合わせ持つことでリスクを低減したいあなたに!
債券は一般的に株式の値動きと反対の動きをする傾向があるため、株式と債券を一緒に持つことでポートフォリオのリスク軽減に効果的です。
✓国内債ETFを選ぶ理由
◆少額で国内の様々な債券にまとめて投資できる!
NOMURA-BPI総合は、国債だけでなく、地方債、政府保証債、事業債、円建外債など国内債券市場全体の動向を表す指数です。債券の現物は投資金額が大きくなってしまいますが、ETFなら小額からの投資が可能です。
国内債・インバETF
✓円金利の上昇局面にリターンを狙いたいあなたに!
円金利の上昇(長期国債価格の下落)局面において、リターンを狙うことができます。
✓国内債・インバース型ETFを選ぶ理由
◆インバース型では逆のリターンが狙える
「JPX国債先物ダブルインバース指数」は、長期国債先物指数の前日比価格変動率に対して、-2倍の値動きをする指数です。当該指数に連動するETFを活用することにより、円金利の上昇局面においても機動的な取引でリターンを狙うことが可能となります。
(関連記事)NF・JGB先物ダブルインバETF上場
先進国債ETF
✓国内債より利回りの高い先進国債でグローバルに資産分散をしたいあなたに!
債券は一般的に株式の値動きと反対の動きをする傾向があるため、株式と債券を一緒に持つことでポートフォリオのリスクを軽減することができます。先進国債は国内債と比較して利回りが高い傾向にあります。
✓先進国債ETFを選ぶ理由
◆海外の債券市場に対して1銘柄で分散投資が可能!
FTSE世界国債インデックス(除く日本)は、アメリカを中心に、イタリア、フランス、スペイン等の600銘柄超の国債市場全体の動向を表す指数です。ETFなら、先進国の債券にも手軽に投資することができます。
◆投資スタイルやマーケットに合わせてヘッジ有り・無しを選べる!
為替変動へのリスク許容度に合わせて、為替ヘッジ有り・無しを選ぶことができます。例えば、長期的保有ではヘッジ無しを、短期保有ではヘッジ有りを選ぶのも一案です。マーケットの状況を見て、機動的に売買できるのもETFの魅力です。
(関連記事)外債投資の為替ヘッジ有り・無し、どっちが得か?
米国債ETF
✓先進国の中では利回りの高い米国の債券にまとめて分散投資したいあなたに!
米国債はアメリカ合衆国政府が発行する国債です。世界最大の取引量と発行残高を誇っており、高い信用力が魅力です。NEXT FUNDSでは、残存年数が7年から10年の米国債ETFの他、償還年限が10年以内の米国投資適格社債ETFをご用意しております。
✓米国債ETFを選ぶ理由
◆米国の債券にも、小額で分散投資が可能!
一般的に債券の現物は投資金額が大きくなり、投資対象である債券の分散にも手間がかかりますが、ETFなら1銘柄で少額から分散投資が可能です。
◆低コストで米国債を機動的に売買できる!
低コストで長期的に保有することで安定した収入を狙うこともできる債券ですが、売買が容易なETFなら、金利環境の変動に合わせて、米国債券のポジションを機動的に調整することもできます。
(関連記事)米国債の投資魅力が高まる理由
欧州債ETF
✓相対的に安全性の高い欧州債券にまとめて分散投資したいあなたに!
NEXT FUNDSの欧州債ラインナップには、フランスとドイツそれぞれの国債に投資するETFがあります。債券の信用リスクを判断する際に、信用格付け*を参考にしますが、フランスとドイツの信用格付けは、最も高いとされる「AAA」となっています。
*債券の信用力や元利金の支払い能力の安全性などを専門の格付け会社が評価し、アルファベットなどの記号で示したもの。
✓欧州債ETFを選ぶ理由
◆欧州を代表する経済大国であるフランスやドイツの国債に少額から投資できる!
一般的に債券の現物は投資金額が大きくなり、投資対象である債券の分散にも手間がかかりますが、ETFなら1銘柄で少額から分散投資が可能です。国内債や米国債及び米国社債と合わせて欧州債をポートフォリオに追加することで、債券の中でも地域分散が可能となります。
◆高い信用力と安定したインカム収入を得られる!
国内の長引く低金利環境下で、安定したインカム収入を得られる外国債券へのニーズが高まっています。ETFなら、信用格付けの高いフランス国債、ドイツ国債にも手軽に投資いただけます。
(関連記事)NF・ドイツ国債7-10年ヘッジ有ETF、NF・フランス国債7-10年ヘッジ有ETF上場
ドイツ国債
フランス国債
新興国債ETF
✓先進国債よりも高い利回りを狙いたいあなたに!
新興国債ETFは先進国債ETFと比較して、カントリーリスク等が高い分、利回りも高い傾向にあります。
✓新興国債ETFを選ぶ理由
◆先進国債よりも高い利回りが狙える!
株式と同様、債券も先進国より新興国の方がリスクが高い分、利回りが高い傾向があります。なお、NF・新興国債ETF(2519)はヘッジ無しのため、為替リスクがあります。
新興国債
マルチアセット
米国バランスETF
✓米国に投資したいけど、安定的なパフォーマンスを享受したいあなたに!
✓1銘柄で株式と債券に分散投資したいあなたに!
米国バランスETFは、米国株約25%、米国債約75%の構成で投資を行います。債券投資による安定的なパフォーマンスを享受しつつ、成長力の高い米国株式のパフォーマンスの恩恵も期待できます。
✓米国バランスETFを選ぶ理由
◆比較的リスクを抑えて米国に投資できる!
株式のリターンを享受しつつ、債券の安定した利回りを得ることができます。また、長期的に株式と債券のポートフォリオを維持することが可能です。
◆手軽に資産分散ができる!
1銘柄で株式と債券に手軽に資産分散できます。
(関連記事)米国株と米国債の組み合わせ
米国バランス
REIT
REIT ETF
✓手軽に大家さんに!? 安定的な分配金を獲得したいあなたに!
投資家から集めた資金を主に不動産で運用する投資信託をREITと言います。REITは、一般的に不動産の賃貸収入等から得た利益の大部分を投資家に分配すること等の要件を満たすことで法人税が免除されます。そのため、REITの分配金は高くなる傾向にあります。
✓REIT ETFを選ぶ理由
◆複数の不動産に少額で分散投資ができる!
実物の不動産に投資しようとするとコストが高くなり、手間もかかりますが、複数のREITに投資するETFなら、少額から不動産への分散投資が可能です。
◆安定した分配金が期待できる!
ETFが投資しているREITの分配金が原資になるため、安定した分配金が期待できます。
◆外国の不動産にも手軽に投資できる!
ETFを利用することで、外国のREITにも、日本円で日本時間に投資が可能です。
(関連記事)高い利回りが期待できるREIT ETF(解説動画あり)
外国REIT
コモディティ
コモディティETF
✓インフレリスクに備えた資産運用をお考えのあなたに!
✓株や債券は既に持っている、次を探すあなたに!
石油などのエネルギーや貴金属、農産物等のことをコモディティ(商品)と言い 、それらに投資することをコモディティ投資と言います。一般的にコモディティは、株式や債券と異なる値動きをするため、株や債券の補完的な役割が期待できます。また、インフレヘッジのツールとしても使われます。但し、実物資産であるため配当等が発生しない(=ETFの分配金が発生しない)、また値動きの幅が大きい場合がある点などには注意が必要です。
✓コモディティETFを選ぶ理由
◆インフレヘッジになる!
コモディティは、インフレによって物価が上昇した場合、投資対象である実物資産の価格も上昇する傾向にあるため、インフレに強い資産と言われます。
◆株や債券と値動きが異なるため、併せ持つことで分散効果が期待できる!
株や債券と異なる動きをするコモディティは資産分散としても有効です。
◆金・原油に手軽に投資できる!
実物資産の代表は金ですが、ETFなら金の延べ棒を持たなくても株と同じように投資できます。原油も実物投資が難しい資産ですが、ETFなら手軽に投資が可能です。
(関連記事)実物資産でインフレに備える!コモディティETF
(2024年8月28日更新)